三次元可視化機能

三次元での計算結果を可視化する機能について説明します。

三次元での可視化は、可視化ウィンドウ (3D) を利用して行います。

新しい可視化ウィンドウ (3D) を開く

新しい可視化ウィンドウ (3D) を開くには、以下のいずれかの操作を行います。

メニューバー: 計算結果 (R) --> 新しい可視化ウィンドウ (3D) を開く

ツールバー: post3d-window-icon

すると、図 434 に示すような 可視化ウィンドウ (3D) が新しく開きます。

../../_images/post3d_window_example.png

図 434 可視化ウィンドウ (3D) 表示例

メニュー構成

可視化ウィンドウ (3D) 固有のメニュー構成を、 表 40 に示します。 表 40 に示すメニューは、可視化ウィンドウ (3D) がアクティブな時、「インポート」メニューと「計算」メニューの間に表示されます。

表 40 可視化ウィンドウ (3D) 固有のメニュー構成
メニュー   説明
描画設定 (D) 格子形状 (G) 格子形状の設定をします
  コンター (C) コンターの設定をします
  等値面 (I) 等値面の設定をします
  コンター (セル中心) セル中心の計算結果に基づいたコンターの設定をします
  ベクトル (A) ベクトルの設定をします
  流線 (S) 流線の設定をします
  パーティクル (P) パーティクルの設定をします
  タイトル (T) タイトルの設定をします
  時刻 (M) 時刻の設定をします

オブジェクトブラウザー構成

オブジェクトブラウザーの表示例を 図 435 に示します。

../../_images/post3d_window_objbrowser_example.png

図 435 オブジェクトブラウザーの表示例

可視化ウィンドウ (3D) のオブジェクトブラウザーに表示される項目の設定は、 主に描画設定メニューから行います。「座標軸」の操作については 座標軸 を参照して下さい。

格子形状 (G)

格子形状の表示設定をします。

格子形状の表示設定ダイアログ (図 436 参照) が表示されますので、設定を行って「OK」ボタンを押します。 表示を「外枠のみ」と設定した時と「すべて」と設定した時の表示例を 図 437 にそれぞれ示します。「格子インデックス」の設定は、 「格子線」で「すべて」を選択した時にのみ操作できます。

../../_images/post3d_grid_shape_dialog.png

図 436 格子表示設定ダイアログ 表示例

../../_images/post3d_grid_shape_wireframe_lines.png

図 437 格子の表示設定ごとの表示例

コンター (C)

格子の表示設定をします。

コンターの表示設定ダイアログ (図 438 参照) が表示されますので、設定を行って「OK」ボタンを押します。 凡例の表示方法を調整するには、「カラーバー設定(C)」ボタンを押して カラーバー設定ダイアログを表示し、設定を行って「OK」ボタンを押します (図 439 参照)。

カラーマップで「手動」を選択し、「設定」ボタンを押した場合に表示されるダイアログ については、表示色設定 を参照して下さい。

コンター設定ごとの表示例を 図 440 に示します。

../../_images/post3d_contour_dialog.png

図 438 コンター表示設定ダイアログ 表示例

../../_images/post3d_contour_colorbar_setting_dialog.png

図 439 コンター表示 カラーバー設定ダイアログ 表示例

../../_images/post3d_contours_by_displaysetting.png

図 440 コンター設定の値ごとの表示例

等値面 (I)

等値面の表示設定をします。

等値面の表示設定ダイアログ (図 441 参照) が表示されますので、設定を行って「OK」ボタンを押します。

等値面の表示例を 図 442 に示します。

../../_images/post3d_isosurface_setting_dialog.png

図 441 等値面表示設定ダイアログ 表示例

../../_images/post3d_isosurface_example.png

図 442 等値面表示 表示例

コンター (セル中心) (C)

コンターの表示設定をします。

コンターの表示設定ダイアログ (図 443 参照) が表示されますので、設定を行って「OK」ボタンを押します。

カラーマップで「手動」を選択し、「設定」ボタンを押した場合に表示されるダイアログ については、表示色設定 を参照して下さい。

コンターの表示例を 図 444 に示します。

../../_images/post3d_cell_contour_dialog.png

図 443 コンター表示設定ダイアログ 表示例

../../_images/post3d_cell_contour_example.png

図 444 コンターの表示例

ベクトル (A)

ベクトルの表示設定をします。

ベクトルの表示設定ダイアログ (図 445 参照) が表示されますので、設定を行って「OK」ボタンを押します。

ベクトルの表示例を 図 446 に表示します。

../../_images/post3d_arrow_setting_dialog.png

図 445 ベクトルの表示設定ダイアログ 表示例

../../_images/post3d_arrow_example.png

図 446 ベクトル表示例

流線 (S)

流線の表示設定をします。

流線の表示設定ダイアログ (図 447 参照) が表示されますので、設定を行って「OK」ボタンを押します。

流線の表示例を 図 448 に示します。

../../_images/post3d_streamline_setting_dialog.png

図 447 流線の表示設定ダイアログ

../../_images/post3d_streamline_example.png

図 448 流線表示例

パーティクル (自動) (P)

パーティクル (自動) の表示設定をします。

パーティクル (自動) は、GUI でパーティクルを発生させ、計算結果の流速によって パーティクルがどこに移動するかを計算して可視化する機能です。

パーティクルの表示設定ダイアログ (図 449 参照) が表示されますので、設定を行って「OK」ボタンを押します。

パーティクルの表示例を 図 450 に示します。

../../_images/post3d_particle_dialog.png

図 449 パーティクル設定ダイアログ 表示例

../../_images/post3d_particles_example.png

図 450 パーティクル 表示例

パーティクル (R)

パーティクルの表示設定をします。

パーティクルは、ソルバが出力したパーティクルの情報を読み込んで可視化する機能です。

パーティクルは、スカラー値の属性が出力されていれば、色を変えて表示することが、 ベクトル値の属性が出力されていれば、矢印を表示することができます。

オブジェクトブラウザの「スカラー」、「ベクトル」のフォルダで右クリックメニューから 「プロパティ」メニューを選択すると、それぞれ 図 451図 452 が表示されますので、 設定を行って「OK」ボタンを押します。

パーティクルの表示例を 図 453 に示します。

../../_images/post3d_particles_solver_scalar_dialog.png

図 451 パーティクル スカラー設定ダイアログ 表示例

../../_images/post3d_particles_solver_vector_dialog.png

図 452 パーティクル ベクトル設定ダイアログ 表示例

../../_images/post3d_particles_example.png

図 453 パーティクル 表示例

ラベル

計算結果に基づき、ラベルを表示します。

ラベルは、格子点、格子セル、格子エッジなどで定義された 計算結果を、文字列として可視化ウィンドウに表示する機能です。

ラベルの表示例を 図 454 に示します。

詳細は ラベル表示機能 を参照してください。

../../_images/post3d_label_example.png

図 454 ラベル表示例

タイトル (T)

タイトルの表示設定をします。

タイトルの表示設定ダイアログ (図 455 参照) が表示されますので、設定を行って「OK」ボタンを押します。

../../_images/post3d_title_setting_dialog.png

図 455 タイトルの表示設定ダイアログ 表示例

時刻 (M)

時刻の表示設定をします。

時刻の表示設定ダイアログ (図 456 参照) が表示されますので、設定を行って「OK」ボタンを押します。

../../_images/post3d_time_setting_dialog.png

図 456 時刻の表示設定ダイアログ 表示例