格子生成機能

格子生成機能について説明します。格子生成機能の概要については、 格子生成機能 を参照してください。

格子生成機能は、プリプロセッサーがアクティブな時に 「格子(G)」メニューから行えます。

格子の生成は、以下の手順で行います。

  1. 格子生成のアルゴリズムを選択します
  2. そのアルゴリズムで格子生成に必要な生成条件を設定します
  3. 格子を生成します。

iRIC で利用できる格子生成アルゴリズムを 表 26 に示します。

表 26 格子生成アルゴリズムと生成される格子
生成される格子 アルゴリズム 説明
二次元構造格子 折れ線と格子幅から生成 折れ線に沿ってなめらかに曲がる構造格子を生成します
  河川測量データから生成 河川測量データから格子を生成します。各横断線のほか、横断線上、河川中心線、左岸線、右岸線に分割点を設定してそこに格子線を配置します。
  矩形領域の格子を生成 X方向、Y方向に等間隔に分割された、矩形領域の格子を生成します。
  複断面格子を生成 折れ線に沿ってなめらかに曲がる構造格子を生成します。格子生成領域、低水域をポリゴンで指定します。
  ポアソン方程式を解いて格子を生成 ポアソン方程式を解くことにより、各格子のセルが正方形に近い形状の格子を生成します。
  汎用格子生成ツール 収束計算により、格子のセルの幅がなめらかに変化する格子を生成します。
一次元構造格子 (格子点ごとに断面情報を保持) 河川測量データから生成 河川測量データから格子を生成します。各横断線のほか、横断線の間のに分割点を設定してそこに格子線を配置します。
二次元非構造格子 ポリゴン形状から生成 格子を生成する領域を、ポリゴンとして指定して生成します。格子生成領域、再分割領域、障害物領域をポリゴンとして指定できます。

格子生成機能で使用するメニューについては メニュー構成 を、それぞれのアルゴリズムの利用法については 折れ線と格子幅から生成ポリゴン形状から生成 を参照してください。